EMIEW 2

ちょっと古いですが、「日立、人の「飛び出し」予知・回避する技術をEMIEW2に実装」というニュースについて。


まず、HONDAのASIMOとかと比べるとやや知名度に欠けるEMIEW 2について説明します。

寸法 幅300mm、奥行き
250mm、高さ800mm
重量 14kg
移動機構 二輪・四輪変形 脚車輪移動機構
アダプティブサスペンション機構
最大速度 6km/h
最大加速度 2m/s2
自由度 25自由度
電源 リチウムイオン電池(動作時間:約1.5時間)
音声認識 14チャンネル マイクアレイによる遠隔音声認識
環境認識 レーザーレーダを用いた地図生成、位置認識

 このロボットの最大の特徴は二輪と四輪の変形ができることです。この機能により、二輪により出来るだけ人間に近い形で高速移動すること、四輪で安定してものを運んだりすること、また二足歩行により段差を越えること、と言った多彩な移動が出来るようになります。
 実際は超高度な二足歩行技術とたくさんのセンサを搭載すればこれらは二足歩行だけでほぼ解決されるかと思うのですが、センサを追加すると高くなるし重たくなるし、制御技術だけではなんともならない部分も現在の技術ではまだまだあるので、かなり現実に近い技術だと言えます。

 最大速度6km/hは建物内での人間の移動速度を考慮した値ですね。リチウムイオン電池で1.5時間の稼働時間となると、ややオフィス利用でも頻繁に駆り出すことは出来ませんが、頻繁に充電すればなんとか使えるかとは思います。

 また、身長が80cmとASIMOなどに比べるとかなり低く小学生よりも小さく、体重も14kgと言う非常に軽量であることも特徴です。ASIMOは身長130cm、体重48kg。これにより、人と一緒にいる空間で事故が起こっても危害を加える心配は少なく済みますし、万が一電池が切れたり壊れたりしても人の手によって運ぶことも容易です。

 それに、今回、人の飛び出し余地などの技術が加わったことで、より安全に人と共存できる様になったと言えます。

 ちなみに、このEMIEW2、何が出来るのかというと、オフィスでの使用を想定していて、来客者の案内やお茶出しなんかが出来るというようです。


何よりも、EMIEW 2はASIMOとかに比べてかわいい度がかなり高く作られているので、実際に導入された時、誰にとっても受け入れやすいし、案内される側としても嬉しい機能になるかもしれません。

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