Google project Tango

Google が取り組んでいる、人間と同様の3D空間認識機能をモバイル端末に持たせると言うプロジェクト「Tango」。これの端末が韓国LG Electronicsで作成され、2015年には発売されることが明らかになりました。

Google の説明ページはこちら。このページで登録すれば$1024でタブレットの購入申込みも出来ます。また、HPからは簡単なプロジェクトの説明動画も見れます。


 と言っても、恐らく現状では開発者以外にとってこの端末の使い道はほとんど内容に思われます。だって今はハードはあってもアプリが出てきていませんから。
 ユーザーとして使える方法としては、ビルや大規模なショッピングモールなどでこの端末を持っていればGPSでは自分の位置が分からなくても周りの風景から自分の位置を教えてもらえるといった形でしょうか。

 逆に、開発者としては大きな可能性を秘めています。この端末を例えばラジコンのようなものに搭載すれば、自分で周辺の地形を判断しながら進み、 例えば人が入り込めない場所の地図を取得したりといったことが可能になります。今までもこういった取り組み自体は世界中で行われていますが、一つの端末として発売されることによって、より導入が簡単になり開発者の裾野が広がることが期待されます。
 恐らくこれまでは最近流行りのkinectを買ってきて三次元空間認識をし、ジャイロセンサや加速度センサを搭載してそれらを組み合わせるという必要がありましたが、それが一つに統一されています。また、小さい所で行くと、このタブレットを使えば電源供給を一つ、出力用のケーブルを一つもしくはwifiを使えばそれすら無くすことが可能になります。ロボットにとって可動部を挟んだ前後でケーブルを渡すという構造を作成することは断線などの危険性をはらみますし、重量も増加しがちですので、とても有利に働くかと思います。

 とは言え、恐らくGoogleの本来の目的は、この端末が移動した先のデータを収集・解析することで次のサービスを生み出していくことだと思います。Googleは世界中全ての情報を収集して何らかの形で公開していくことが使命であると考えている会社ですから。今欧州で起こっているプライバシー侵害の訴訟のようなものがこの端末の登場によって起こらないことを祈るばかりです。

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