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NEDO:ロボット白書
ロボット白書、読破しました。結局のところロボット白書で何が言いたいかというと、NEDOや国が持っている、現在とこれからの日本のロボット産業について欧米の新技術開発や新興国の追撃などに対する危機意識を示したいものだと感じました。今でも日本はロボット大国と自負していいと思っていますが、その地位は確実に揺らぎ始めていて、日本人が思っているよりも欧米の進んでいる分野がたくさんあるということは認識しなければなりません。
こうした背景の中で、日本がロボット大国としての地位を維持していくためには、もっと企業連合レベル、国レベルで問題に取り組んでいく必要があると考えられます。その為には、ロボット技術者以外のロボットへの参入・協力が必要不可欠なのです。3章でちょっと触れられていますが、例えば材料技術者の中で持っている技術、今まで車や飛行機や家電では使えなかった材料が、ひょっとしたらロボットでは使えるかもしれません。車だと屋外で利用するので耐候性が足りなくて実用化が見送られていたものが、屋内での限定利用であれば実用化が可能だったりなど。
もしくは、新しいユーザーとしてのニーズを挙げるという形でも、重要な発見になるかもしれません。例えば、ロボットとは縁遠そうな農畜産分野でもロボットの導入は進んでいます。ニーズこそが開発の最大の原動力です。
そういう意味で、ロボットに関係ないと自分では思っている人にも、是非一度目を通してもらいたいと思いました。長いんですけど。あと、もう長年ロボットに取り組んで数々の学会や展示会に足を運んでいる人にとっては新発見はあまりないかもしれません。かなりサマリー的な部分に容量を割いているみたいなので。
以下に、各学科レベルでひょっとしたら関係があるかもしれないと思う分野を例示したいと思います。
・数学系
クラウド連携型ロボットの暗号化技術など
・情報科学系
分散コンピューティングによる処理速度向上、ハイレベルな同期性を持ったOSの開発など
・材料・化学系
新材料のロボット分野への適用(構造材料、電池材料、モーターなどのアクチュエーターに関する材料、放熱材料、電磁シールド性材料、塗料など)、実験での安定性を向上させたり長時間の実験を効率化させるための研究室レベルでのロボットの導入など
・金属系
新材料のロボット分野への適用(骨格材料への強度部材適用、複雑形状の加工・鋳造技術など)、鋳造・製造現場でのロボットのさらなる活用
・機械系(言わずもがなですが…)
構造力学的最適化による軽量化、流体系(空気・油圧)アクチュエータ開発、 災害対策ロボット用小型エンジン開発、ロボットの複雑な入力系での材料寿命理論開発、シミュレーション技術、センサ工学
・制御系(これも言わずもがな…)
制御理論全般、センサ工学、シミュレーションなどほぼ全て
・電気系
回路設計、センサ素子開発(小型化、高精度化)、通信技術設計、モーター設計、半導体生産への更なるロボット活用
・ソフト系
通信理論、画像認識、音声認識、文字認識、同期/非同期通信技術、計算効率化など
・土木、建築系
土木、建築現場へのロボット技術の導入など
・都市工学系
インフラ協調型ロボットの開発(インフラ協調型自動運転車など)
・生物、生命系
実験へのロボット技術の導入、人間工学や生体工学に基づいたロボット設計
・医歯薬系
製薬業界でのロボット技術導入、病院での人ロボット協調作業など
・経済、経営系
ロボットを用いた経営システム構築など
・法律系
ロボットが人との共存空間へ登場することに対する法的対応など
所詮個人が言っていることなので書き漏らしていることはいっぱいあるでしょうし、既にもうやっている人もたくさんいるでしょうが、今一度これを読んでビジネス・研究の分野が一歩前進できるといいと思い、この記事を書きました。
ロボット白書、読破しました。結局のところロボット白書で何が言いたいかというと、NEDOや国が持っている、現在とこれからの日本のロボット産業について欧米の新技術開発や新興国の追撃などに対する危機意識を示したいものだと感じました。今でも日本はロボット大国と自負していいと思っていますが、その地位は確実に揺らぎ始めていて、日本人が思っているよりも欧米の進んでいる分野がたくさんあるということは認識しなければなりません。
こうした背景の中で、日本がロボット大国としての地位を維持していくためには、もっと企業連合レベル、国レベルで問題に取り組んでいく必要があると考えられます。その為には、ロボット技術者以外のロボットへの参入・協力が必要不可欠なのです。3章でちょっと触れられていますが、例えば材料技術者の中で持っている技術、今まで車や飛行機や家電では使えなかった材料が、ひょっとしたらロボットでは使えるかもしれません。車だと屋外で利用するので耐候性が足りなくて実用化が見送られていたものが、屋内での限定利用であれば実用化が可能だったりなど。
もしくは、新しいユーザーとしてのニーズを挙げるという形でも、重要な発見になるかもしれません。例えば、ロボットとは縁遠そうな農畜産分野でもロボットの導入は進んでいます。ニーズこそが開発の最大の原動力です。
そういう意味で、ロボットに関係ないと自分では思っている人にも、是非一度目を通してもらいたいと思いました。長いんですけど。あと、もう長年ロボットに取り組んで数々の学会や展示会に足を運んでいる人にとっては新発見はあまりないかもしれません。かなりサマリー的な部分に容量を割いているみたいなので。
以下に、各学科レベルでひょっとしたら関係があるかもしれないと思う分野を例示したいと思います。
・数学系
クラウド連携型ロボットの暗号化技術など
・情報科学系
分散コンピューティングによる処理速度向上、ハイレベルな同期性を持ったOSの開発など
・材料・化学系
新材料のロボット分野への適用(構造材料、電池材料、モーターなどのアクチュエーターに関する材料、放熱材料、電磁シールド性材料、塗料など)、実験での安定性を向上させたり長時間の実験を効率化させるための研究室レベルでのロボットの導入など
・金属系
新材料のロボット分野への適用(骨格材料への強度部材適用、複雑形状の加工・鋳造技術など)、鋳造・製造現場でのロボットのさらなる活用
・機械系(言わずもがなですが…)
構造力学的最適化による軽量化、流体系(空気・油圧)アクチュエータ開発、 災害対策ロボット用小型エンジン開発、ロボットの複雑な入力系での材料寿命理論開発、シミュレーション技術、センサ工学
・制御系(これも言わずもがな…)
制御理論全般、センサ工学、シミュレーションなどほぼ全て
・電気系
回路設計、センサ素子開発(小型化、高精度化)、通信技術設計、モーター設計、半導体生産への更なるロボット活用
・ソフト系
通信理論、画像認識、音声認識、文字認識、同期/非同期通信技術、計算効率化など
・土木、建築系
土木、建築現場へのロボット技術の導入など
・都市工学系
インフラ協調型ロボットの開発(インフラ協調型自動運転車など)
・生物、生命系
実験へのロボット技術の導入、人間工学や生体工学に基づいたロボット設計
・医歯薬系
製薬業界でのロボット技術導入、病院での人ロボット協調作業など
・経済、経営系
ロボットを用いた経営システム構築など
・法律系
ロボットが人との共存空間へ登場することに対する法的対応など
所詮個人が言っていることなので書き漏らしていることはいっぱいあるでしょうし、既にもうやっている人もたくさんいるでしょうが、今一度これを読んでビジネス・研究の分野が一歩前進できるといいと思い、この記事を書きました。
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