自動運転車普及までの道のり(ほとんど自動ブレーキの話)

googleが自動運転車の開発をしてたりとか、テスラの今度出す車には自動運転の機能が着くとか、なんだかんだ盛んな自動運転車の話です。

ロボット技術って何かというと、外界であったりの環境を「計測・センシング」して、自分で「考え・制御」して、何かを「動かす・駆動」する。と言う3大要素によって定義されているので、自動運転は結局のところ、車のロボット化とも言えるわけです。

さて、これについて、いろんな会社が取り組んでいるわけですが、大きく分けて二つのアプローチがあると、僕は考えています。
1.既存の車への変更を出来るだけ抑えて、機械がやりやすい/やれる機能を付加する形
2.車側に大きな変化を加えて出来るだけたくさんの事をやれる/完全自動化を目指す
の2つです。

前者は、アイサイトのような自動ブレーキシステムであったりとか、パーキングアシストみたいなシステムです。後者は言うまでもなく、google自動運転車みたいなものです。

後者に関しては、もの凄い勢いで開発が進んでいるとはいえ、コストの高さであったりとか保険や法規制の問題、後は受け入れる側の文化的、社会習慣的な障壁もあって、一般市民まで広がるのはまだまだ先だと思います。個人的な考えとしては、前者のようなシステムがどんどん普及してきて、その間に前述の問題が徐々に解決されてきて、その時までに技術開発が進んだ後者のような車が一気に普及するんだと思います。

てなわけで、前者のお話。今アイサイト搭載車って、年間数万台売れてるらしいですが、日本で毎年600万台くらい車が売れていることを考えると、まだまだ普及段階に入っているとは言いにくいかな。と思います。と言うのも、結局お金の問題かなー。と思います。スバルのサイトを見ると、アイサイトつけるとつけないとで10万円以上値段が変わってくるんですよね。ぶっちゃけ、一生のうちに追突事故なんて多くても数回しか経験しないし、ゼロで終わる人だっていっぱいいるのに、それを警戒するためだけに10万出せるか、と言うと完全に疑問符ですね。ちなみに、事故起こすとお金の問題だけじゃなく、色々と面倒なことがたくさん起こるので、これを避けたい一心で付けるというモチベーション、また、万が一人を轢いてしまった場合にとんでもないことになるし精神的に自分も参ってしまうという人もいるので、そういう意味ではいくら高額でも付ける人はもちろんいると思います。

ちなみに、これ以外にも、レーンキープアシストだったりとか、逆走検知とか色んな機能が開発されていますが、普及段階とは言えないかな。と思います。

これを一気に普及に押し上げるのは結局のところ、低コスト化・補償・義務化の3つしか無いかなと思います。
1.低コスト化に関して言えば、多分年単位・モデル単位でどんどん進んでいくので言うまでも無いと思います。
2.補償に関しては、一つは国の補助金や減税措置など。大型トラックとバスでは、事故が起きた場合の危険性が高いということで、衝突被害軽減ブレーキ搭載車に対して減税措置が撮られているそうです。初めて知りましたwもう一つのアプローチは、保険料の減額です。今、自動車保険を申し込むと、色んな追加オプションであったり割引項目であったりがあるわけですが、それに、アメリカンホームの「衝突被害軽減ブレーキ装置割引」みたいなものを追加する。ということです。これは双方にメリットがあって、運転手としても、安全な車を運転していることが金銭として評価されることで還元されますし、保険会社としても、事故率の低い車に保険加入してもらったほうが嬉しいに決まっています。
3.最後は義務化です。先ほどいった理由で、大型トラックとバスでは数年以内に新型車への搭載が義務付けられるそうです。実際最終的な砦はこれかなー。と思っていて、如何に安全といえども、義務化されなければABSもエアバッグも完全普及は無かっただろうなということを考えると、ここに期待を寄せざるをえませんね。ぶっちゃけ、義務化されてて、あれだけ無いと危険だよって行ってんのにチャイルドシート付けないで走ってる車いっぱいいますからね。


そんなこんなで、ある程度今言ったような理由で安全システムが普及して行ったとします。ここから先はかなり速いのではないかと思います。特に、コストといった点では既にかなり解決されると思います。ミリ波レーダーであろうと、普通のカメラであろうと、走行中に周囲の車両の状況を検知で切っる装置が車に標準的に装着されている。と言う状態がとても大事なのです。一つはセンサ価格の下落。たくさん付けられればそれだけコストも下がります。もう一つは、もしもっと先進的な機能をつけるために高額なセンサを付けなければならないとなった場合にも、車の中にセンサを搭載するスペースが用意されていれば、再設計コストの最低限で済みますし、配線が通らないと言った問題が起こることもかなり減らすことが出来ます。また、この頃にはコンピュータが運転に介入するということに対しての精神的障壁が下がっていることも期待できますし…。

とにかく、先んじてトラックやバスに搭載義務が与えられることで統計的に事故率の変化が出せるようになってくると思うので、その結果しだいでは国も保険会社も自動車会社ももっと積極的に鳴るかと思います。

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