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2022年、ポストコロナで資源価格が上昇したり、ロシアのウクライナ侵攻で需給が逼迫したりしているので、例年以上に省エネのニーズが高まっています。
照明に係る省エネ
大きなビルでの掃除などは夜間に行われることも多いです。その際に、通常の人間による掃除作業時には日中同様照明をつけておく必要がありました。ですが、ロボットが掃除する際には、ロボット掃除機がそうであるように、ビルの照明をつけておく必要はありません。これは、ロボットが可視光のカメラ画像ではなく、赤外線センサーやLiDARなどを中心としたセンサーで周囲を認識し、移動して掃除をしているからです。
オフィスで使う蛍光灯の電気代は超ざっくりと1円/本/時間くらいなので、100本使うオフィスで1時間夜中に掃除をするとすると、毎日100円分、月当たり2000円分減ります。当然省エネや二酸化炭素排出量削減にも繋がるので良いことづくめです。
空調に係る省エネ
上記のようなケースでは、空調に係る省エネ効果も期待できます。寒い冬や暑い夏では掃除の人が掃除をしている間も一定の空調が必要になりますが、ロボットであればほぼ不要です。
更に、例えば高温の炉の近くや低温の冷凍庫の中での作業などでは、スポットクーラーやヒーターなどの準備が要りますが、これも不要になります。
また、そういった環境に人が出入りすることで空気の入れ替えが発生し、空調に使うエネルギーを無駄にしてしまうことがありますが、そういったロスも減らすことができます。
移動に係る省エネ
更に、移動に係る省エネも期待できます。 例えば、出社のために車に乗ったり電車に乗ったり、更にはビル内でエレベーターに乗ったとしてもエネルギーを消費し、二酸化炭素を排出します。当然コストもかかります。
ロボットが現地にあってこれらの移動が不要になれば自ずと無駄なエネルギーの消費が削減できるようになるのです。
沖合遠くの石油プラントなどでは、バルブを閉めたり空けたりするロボットが導入され始めていますし、究極の世界は宇宙空間(月面含む)や海底での活動になると思われます。
ロボットが導入されるべき場所
省エネはCO2排出だけではなく、コストにも跳ね返ってくるので、産業用途でロボットが導入される場所を想像する上で、上記の観点はとても大事になってきます。
まとめると、人がいると空調や照明が必要になりそれが大きなコスト負担になりそうなところであって、 人が多く住んでいる場所から遠いか移動コストがかかりやすい場所と言うことになります。
具体的には、例えば雪山や寒冷地が考えられると思います。こういった場所に産業集積は普通されないので、ロボットが活躍するような場所も少なくなりがちですが、冷却が必要なデータセンターなどはこういった場所に設置されるケースが増えています。
当然、人が全く出入りしないというのは難しいと思いますが、定期的な清掃、警備、部品の交換などがロボット化出来れば(たとえ自律ではなく遠隔操縦だとしても)、かなりのコスト削減につながると考えられます。
他にも、都市間を結ぶ送電線やトンネルの中でも山の中などにあるものの点検や保守なども考えられると思います。最近増えてきている風力発電や太陽光発電の施設でも活用が期待できます。
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